別養護老人ホームなどの24時間体制で運営している施設では、月に3~4回の夜勤があります。また、朝6時半頃からの早出勤務や、夜8時頃までの遅出勤務等、変則勤務もあります。一方、デイサービス(通所介護事業所)など、夜勤勤務や変則勤務のない職場もあります。
普通の健康な身体であれば大丈夫です。介護技術や介護機器も日々進歩しており、利用者にも介護職員にも無理な負担のかからない介護方法が普及してきています。
資格がなくてもかまわない求人もあります。就職してから専門性や資質を向上させるために、資格取得を支援してくれる職場もあります。一方、職場によっては、資格を有していることを採用の条件にしている場合もあります。お給料に関しては、資格の有無により手当等が支給される職場もあります。
無資格と、介護職員初任者研修修了後では、月額約10,000円の差があり、無資格と介護福祉士の有資格者では月額約30,000円の差があるといわれています。
大半の職場が見学を受け入れています。積極的に出向き、自分に合った職場かどうか、見極めをして応募するようにしましょう。また、業務の流れを知ることのできる「福祉職場体験事業」を利用していただくことも、おすすめです。
年齢不問の求人もたくさんあります。多くの事業所さんは、年齢ではなく、福祉の仕事に合う人であれば、ぜひ採用したいと考えています。
施設として夜勤がある職場でも、子どもさんが小さいうちは勤務時間を考慮してくれる事業所もありますので、気になる求人がありましたら、ご相談ください。
施設の調理員や用務員、事務員、また保育所の早出居残りの保育の仕事などもあります。
特別養護老人ホームなどのように、50~60人のご飯を複数で作る職場もありますし、通所介護事業所などで10~20人程度の調理を1~2人で作る職場もあります。また、小さい事業所などでは、事前にメニューが決められておらず、冷蔵庫にあるものを見てお料理をつくるところなどもありますので、お料理好きな方は大歓迎です。
働きながら、介護職員初任者研修や介護職員実務者研修を受講することもできます。また介護経験を3年以上積むと(平成28年度からは介護職員実務者研修の修了が必須となります)介護福祉士の受験資格ができます。